子どもが産まれてからずっと家事と育児に追われてバタバタと日々を過ごしていた専業主婦のわたし。
子どもが大きくなり、少しだけ時間に余裕ができたのだけどフルで働くにはまだちょっと自信がない。
子どもの行事や急な病気で仕事を休むのも気が引けるし・・。
でも何かわたしにできることで人の役に立てたらなと最近ふと考えていたときでした。
ちょうど用事があって寄った保健センターにボランティア募集のポスターが。
新米お母さんたちがおしゃべりしている間赤ちゃんを預かるといった内容。
実は出産する前まで保育士をしていたわたし。
『これならできるかも』
この日のこの時間なら子どもたちも学校へ行っているし。
とりあえずパパが帰って来たら相談してみよう。
家族も快く承諾してくれたし、仕事をする前の準備運動だと思って少し不安もあるけれど人生初のボランティアの参加申し込みをしてきました。
託児ボランティア当日、お母さんから離れて小さな赤ちゃんを預かり、久しぶりに抱っこしたりお世話をしたりしているうちにいろんな感情が・・。
自分の子どももこんな時期があったんだよね〜、
お母さんたち預けるのきっとドキドキしたよね〜、
この頃のお母さんは小さな我が子と一喜一憂して共に成長しているんだよね〜、
一緒に託児をしていたお母さんたちともそんな話をしながら過ごしていたらあっという間に時間は過ぎていました。
新米お母さんたちがスッキリした表情で子どもを迎えにきて皆口々に
「ありがとうございました〜!」
「大変じゃなかったですか〜?」
と託児スタッフに感謝の言葉をかけてくれたのがとても嬉しかった。
わたしは久しぶりに小さな赤ちゃんを抱っこできて楽しかったんですけど〜!
ほんの少しの時間でも子どもと離れて自分の時間をつくることの大切さ、今となればわかるけれど子どもが小さいとなかなか難しい。
そのお役に少しでも立てたことがわたしはとっても嬉しくて勇気をだして参加してみてよかったと満足感でいっぱい。
ボランティアが終わると保健センターのスタッフから『ましこスマイル通貨』というものをいただきました。
たいしたことをした訳でもないのにお母さんたちに感謝されておまけにこんなものまで。
まえから気になっていたお店でも使える!早速行ってみようかな。
これをきっかけにわたしは今、託児ボランティアのまとめ役を任されるまでになっています。
たまに新米お母さんの相談役も(いかに手を抜くかなど)
おわり。